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藍色を産む植物
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青色の成分、インディゴを含む植物は、世界中に非常に多く存在しています。それらは太古よりその土地土地で利用され、また重要な交易品としてシルクロードや七つの海を渡って、各地に運ばれていきました。 spacer
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タデアイ
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インドアイ 写真提供:青木繁伸様(群馬県前橋市)
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ウォード 写真提供:有限会社 百華茶苑様
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リュキュウアイ 写真提供:青木繁伸様(群馬県前橋市)
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ヤマアイ 写真提供:青木繁伸様(群馬県前橋市)
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● 蓼 藍(タデアイ)
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アイ Polygonum tinctorium
▶ タデ科  ▶ イヌタデ属  ▶ 一年草
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インドシナ原産といわれ、日本には6世紀以前に渡来。乾燥した葉からスクモをつくり、日本で藍染の原料として広く栽培利用されてきた。 口内炎、解毒、嘔吐、解熱に効果があると言われる。
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インド藍
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インドアイ Indigofera suffruticosa
▶ マメ科  ▶ コマツナギ属  ▶ 低木
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赤道を中心とした高温多湿を好むマメ科の灌木、木藍とも呼ばれる。その起源は、紀元前2000年以上といわれ、沈殿法で作られた染料は、大航海時代以後、世界を席巻した。このことから、藍といえばインドのもの、インディゴの語源となる。
日本では、ナンバンコマツナギと呼ばれ、奄美、沖縄に藍染の原料として導入されたものが自生している。
(補足)indigoは、ギリシア語のindikon「インドの」に起源し、ラテン語のindicumを経て、直接にはポルトガル語のindigoから、英語に取入れられた言葉。

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タイワンコマツナギ Indigofera tinctoria
▶ マメ科  ▶ コマツナギ属  ▶ 低木
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インド藍の近縁種。Indigofera は「indigo(藍色)を持つ」の意味。tinctoria は、「染料の」という意味。
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ウォード
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ウォード Isatis tinctoria
▶ アブラナ科  ▶ タイセイ属  ▶ 二年草 
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中央アジアが原産地と思われる。冷涼な気候を好み、ユーラシア大陸に広く分布。古くからヨーロッパで栽培利用され、中世には、一大産業まで発展したが、インド藍の普及で衰退する。
葉を大青葉。色素を乾燥させたものを青黛といい、生薬として菘藍(ショウラン)と呼ばれた。
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タイセイ(大青) Isatis indigotica
▶ アブラナ科  ▶ タイセイ属  ▶ 二年草
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ウォードの近縁種、北海道に自生しアイヌの藍染に使われていた。
Isatis(イサティス)は暗い色の染料を採る植物に対するギリシャ名。indigotica(インディゴティカ)は「藍色の」意味。
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琉球藍
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リュウキュウアイ Strobilanthes cusia
▶ キツネノマゴ科  ▶ イセハナビ属  ▶ 多年草
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九州南部、沖縄、台湾、中国南部、インドシナ、インドに分布。泥藍に加工され、沖縄の藍染に利用されている。
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● 山 藍 = インディゴを含まない
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ヤマアイ Mercurialis leiocarpa
▶ トウダイグサ科  ▶ ヤマアイ属  ▶ 多年草
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本州・四国・九州・沖縄・中国・タイ・インドシナに分布。
日本で古代から染色に利用され、当初、藍というとこの植物を指した。しかし、インディゴは含まず、緑色には染まるが、青にはならない。琉球藍を山藍と称したことがあるが、これは明治初期に鹿児島県製藍局が琉球藍を山藍と命名したことを発端とする誤り。