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藍の化学反応
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 藍の青色の成分インディゴ(Indigo)は、緑の葉っぱの中ではインジカン(indican) という水溶性の無色の物質として存在しています。
 インディカン(indican) を加水分解するとインドキシル(Indoxyl)とグルコースができ、さらにそのインドキシル(Indoxyl)が、酸化されるとインディゴ(Indigo)が生成されます。
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◆ 以上を化学式で表すと以下のようになります
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▷ インディカン C14H17NO6 + 加水分解 H2O → インドキシル C8H7N
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▷ O + グルコース C6H12O6
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▷ インドキシル 2C8H7NO + 酸化 O2 → インディゴ C16H10N2
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▷ O2 + 水 2H2O
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 この反応は、刈り取った藍の生の葉を刻んで、天日乾燥し、それを寝せこみしてスクモに変化する間に起こります。
 出来上がったスクモが青黒い色をしているのは、青色の成分がインディゴの状態で存在するためです。インディゴは青い色はしていますが、不溶性のため水に溶けず、布が染まることもありません。これを天然灰汁醗酵建てで、還元菌の働きによって、水溶性のロイコ体インディゴ(還元型のインディゴ)変えます。ロイコ体インディゴは可溶性の黄色い物質でアルカリ性の水に良く溶けます。このロイコ体インディゴが溶けた染液に布や糸をしたし、それを引き上げ、空気に触れることで、酸化し不溶性のインディゴにもどり、一気に青く発色します。醗酵建ての染液を攪拌すると、表面の泡が見る見る青く染まり藍の華を咲かせるのはこのためです。
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