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| 日本の伝統紋様 | ||||||||||
| 東大寺、正倉院に納められた染色品を総称して、「正倉院裂」(しょうそういんぎれ)と称します。これは中国、随唐やササン朝ペルシャから伝来した美しく高度な染織品で、日本の染色紋様はこれらを起源として、発展してきたと考えられます。 正倉院裂の紋様には、植物と鳥を組み合わせた花鳥文(かちょうもん)、中国で古来から見られる花を図案化した唐花文(とうかもん)、ペルシャが起源とみられる騎馬や動物を図案化した狩猟文(しゅりょうもん)がみられます。これらの紋様を施した文物は、いずれも渡来したものを一部の貴族が受け継いでいたものでした。 平安時代に入り、貴族文化が花開く中、和のテイストが加味された紋様がデザインされるようになってきます。これらを「有職文様」(ゆうそくもんよう)と言い、貴族階級から、やがては鎌倉の武士階級へと広く使われるようになっていきます。 有職文様は渡来の文様に、菱や亀甲、七宝、立涌(たてわく)、鶴亀に代表される吉祥文などを巧みに組み合わせ、日本独自の幅広い紋様を形成していきます。ここでは、藍染めにみられる代表的な紋様を取り上げます。 |
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